Wantedlyで会社にばれず転職活動を行う方法

Wantedlyで会社にばれず転職活動を行う方法

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会社にバレずにWantedlyで転職する方法はないのか?

本記事ではこのような悩みをお持ちの方に向け、

  • Wantedlyで転職活動がバレるパターン
  • Wantedlyの設定で気をつけるべき箇所

を紹介します。

結論から言うと、Wantedlyでも会社にバレずに転職活動できます。

しかしWantedlyは「ビジネスSNS」というサービスのため、「あしあと」や「つながり」といったアカウントバレにつながる機能が多数あります。

これらの機能はデフォルトでONになっていますが、上記はすべて設定で無効にできるので、Wantedlyを利用する前に設定を変更しておきましょう。

Wantedlyで転職活動がバレるパターン

WantedlはあくまでSNSという位置づけのため、「あしあと」や「つながり」など、他の会員や会社との交流を促す機能が多く存在します。

機能のオンオフは設定で調整できますが、デフォルトでは全ての機能がオンになっており設定を何も設けていないと下記のような経路で転職活動がバレるかもしれません。

あしあとからのプロフィール流入

Wantedlyには、企業や他のユーザーのプロフィールを訪れると「あしあと」がつきます。

アカウント作成後デフォルトの設定だと、あしあとには

  • プロフィール写真
  • 姓名
  • 勤め先
  • 肩書き

といった情報が表示され、あしあとを付けられたユーザーは個人を特定できてしまいます。

あしあとの情報だけだと転職活動中かは分かりませんが、加えてプロフィール情報がしっかり埋まっている場合は転職活動を勘繰られてしまいそうです。

検索結果からのプロフィール流入

さらにデフォルト設定のままだと、Wantedlyで登録したプロフィールは

  • Wantedly内の検索機能
  • 検索エンジン(GoogleやYahoo検索など)

これらの検索結果に反映されてしまいます

そのためWantedly内はもちろん、Googleなどで自分の名前などが検索されると、Wantedlyのプロフィールが表示されてしまいます。

検索結果経由でアカウントがばれると、Wantedlyに登録していることが伝わってしまいますし、プロフィールの内容によっては転職を悟られてしまいます。

つながりからのプロフィール流入

もう一つ転職活動がバレてしまうきっかけは、つながりからのプロフィール流入です。

Wantedlyには「つながり」と呼ばれる、FacebookやInstagramのようなフォロー機能があります。

つながりのあるユーザーは、それぞれのプロフィール上のつながり一覧という項目に表示されます。

そのため、自分とつながっている人のプロフィールを見たユーザーが、つながりを辿って自分のプロフィールに流入することもあります。

変更すべき設定の箇所

上記ではWantedlyで会社に転職活動がバレるさまざまな経路を紹介しましたが、アカウントの発見や、プロフィール内容がバレるといったリスクはすべて設定を変えることで防げます。

企業をブロックする

Wantedlyでの転職活動を隠すには、まず勤務先の企業をブロックします。

もともとWantedlyにブロック機能はなかったのですが、改めてカスタマーサポートに問い合わせたところ、以下の方法で企業をブロックできるとのことでした。

  1. Wantedlyの「アカウント設定」を開く
  2. 「 スカウトの受け取り 」>「 企業からスカウトを受け取る 」をクリック
  3. 「スカウトに表示させない企業」にブロックしたい企業を追加

「スカウトに表示させない企業」という名前が分かりづらいですが、これは実質的なブロック機能です。

問い合わせて確認したところ、ここに登録された企業はスカウトを送れないだけではなく、プロフィールの閲覧や検索機能でアカウントの検出もできなくなります。

参考:Wantedly|企業からのスカウト受け取りの設定をしたい

プライバシー設定をすべてオフにする

次にすることは、プライバシー設定の変更です。

前述のとおり、デフォルト設定のままWantedlyを使うと、あしあとに氏名が表示されたり、検索エンジンに自分のプロフィールが表示されたりします。

これを変更するには「アカウント設定」を開き、

  • プロフィール訪問時、相手に公開する
  • 検索結果にプロフィールを表示
  • プロフィールの更新を通知

これらをすべてオフにします。

この設定を行うことで、あしあとが匿名表示となるほか、検索結果にもプロフィールが表示されなくなります。

参考:Wantedly|プライバシー設定を変更したい

公開範囲をすべて「自分のみ」にする

次に行うのは、公開範囲の設定です。

Wantedlyのプロフィールには、基本情報のほかに「自己紹介」「この先やってみたいこと」「学歴・経歴」など色々な情報を登録できます。

しかし、プロフィール情報はすべてデフォルトで「一般公開」設定になっており、プロフィールの訪問者全員に情報を見られてしまいます。

そのため、プロフィール各項目の公開範囲は「自分のみ」に設定変更しましょう。

こうすることでもし誰かにアカウントを発見された場合も、プロフィール情報を見られずに済みます。

参考:Wantedly|プロフィールの公開範囲を設定したい

Wantedlyはデフォルト設定のまま使わない

Wantedlyは「ビジネスSNS」というサービスの性質上、「あしあと」や「検索結果表示」など人や会社とのつながりを促す機能が多くあります。

こうした機能はデフォルトで利用する設定になっているため、そのままWantedlyを利用しているとアカウントの発見ないしは転職活動の発覚につながりかねません。

そのためWantedlyで会社にばれず転職活動を行うには、はじめにアカウントの設定を整えておくことが重要です。